メアリと魔女の花

 最初に『崖の上のポニョ』で出てくるような生き物が出てきまして、『ハウルの動く城』に出てくるようなふるまいをしています。
前半は『魔女の宅急便』のフりで更に深めたようでした。『となりのトトロ』ばりに森に入っていき、花を手にします。
『借りぐらしのアリエッティ』のように休んでいるおばあさんと、よく似た家です。色が赤なのは青色の屋根の家でした『魔女の宅急便』の知的そうに見えるおばあさんとの対比なのでしょうか。血の通っている家にしたかったのでしょうか。

 『ハリーポッター』とディズニーの雰囲気が箒のシーンではありました。

 『千と千尋の神隠し』に出てきます崖の階段とその作を彷彿とさせる魔法○○の入り口が出てきます。この不気味さは重要です。踏み入れてはならない危険さを知らせてくれるメッセージです。
 終盤は、ゆばーばの姉の住まいを彷彿とさせるような住居が出てきます。たぶん、区別と分別を身につけた違いを表現したかったのだと、私は思います。

 途中、『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を若干感じるような、正面からの前進で動物たちがフレームアウトするシーンがあります。このシーンが必死さを感じさせるようで、私は、その作で感動しました。
 終盤は『天空の城ラピュタ』のような、手軽なバルスが出てきます。

 また、終盤に明らかに原子力発電所のメルトダウンをイメージしたシーンが出てきます。ホースも伸ばし、冷却水や汚染水をイメージさせます。目の色が変わった行き過ぎた科学はいけないとのメッセージと、私は受け取りました。
分別が必要だと。なので上記の住まいがあるのだと思います。落ち着いた住まいが。なので、中盤に温かな料理に帰ってくる家、待っていてくれる家族が表現されているのだと思います。子ども達にとっては当たり前の、当たり前であってほしいことが、メッセージとして伝わってきます。ほめられること、ほめてくれる人。照れていいんだってことを知らせてくれます。人として当たり前にしていていいことをメッセージとして感じます。少し多めに見える料理も元気でいてほしいと願う家族の気持ちとメッセージが伝わってきます。

 総じて、今の子ども達への強いメッセージです。10年後に確実に効果を発揮します。未来の子ども達へも通じるメッセージです。

 菊の花言葉は高貴 高尚 高潔です。本編ではピンクでしたが、赤色は、あなたを愛しています、白色は、真実 です。高貴なあなたを(真実づいて)愛しています という庭師とおばあさんとの関係があるのでしょうか。
あれが菊でなかったら誰か教えてください。

 魔女の花は鈴蘭と藤の花を合わせたようでした。ただそうしますと、ブルーベリーやルピナスにも似ています。
ブルーベリーの花言葉は実りのある人生、信頼、知性、思いやりです。
ルピナスの花言葉は想像力、いつも幸せ です。

ルピナスは「どん欲」といわれるほどの生命力、「昇り藤」の別名、花名はラテン語の”lupus”(オオカミ)が語源
、昔のヨーロッパでは食用と栽培されており、ルピナスの花を食べると心が明るくなり想像力が高まると信じられていました。花言葉の「想像力」「いつも幸せ」はこのことにちなんでいます。マメ科ルピナス属

だそうです。ルピナスが魔女の花のモチーフでしょうか。

 マメ科ということで、『ジャックと豆の木』と関係があるのでしょうか。樹木が大きく伸びるシーンがありました。
 夏の花なので、先の菊の花ということが合っていましたら、季節は秋です。本来咲くはずのない季節なので、特別さがありますね。

文献:二宮考嗣, 2015, 美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ, ナツメ社。

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